学内には調理実習室(2室)、臨床栄養実習室、給食経営管理実習室、栄養教育実習室などが揃っています。いずれも明るく清潔で使いやすい実習室です。それぞれの教育内容に合わせて各種実験・実習が円滑に行えるような設備と環境を整えているので、高度かつ実践的な学びに取り組むことができます。
調理実習室
調理学実習や調理学実験をはじめ、応用栄養学実習、栄養食事療法実習などに使用。調理操作を行う教員の手元や、画像・映像などが複数のモニターに映し出されるため理解が進みやすく、効率的に技術を習得できます。
栄養教育実習室
机の中に配置してあるノートパソコンにより栄養管理システムを利用し、栄養ケアプランの立案や栄養教育媒体の作成を行うとともに、ロールプレイングなどの演習を繰り返し、栄養指導技術を身につけます。
臨床栄養実習室
本実習室は病院とほぼ同じ大きさの模擬病室に6床のベッドを備えています。学生はベッドサイド訪問による食事ケアや栄養教育、経腸・静脈栄養補給法などを体験することができます。車椅子などの介護用具も充実しています。
給食経営管理実習室
病院や学校などの特定給食施設を模した実習室です。大量調理が行えるので実践的な実習を通して給食経営管理者としての総合力を身につけることが可能です。実習用厨房は最新の衛生管理システム「HACCP」に完全対応しています。
国家試験準備室
国家試験過去問題の集積と分析、模擬試験の企画・実施、学生一人ひとりの成績管理やアドバイスを行うなど、サポートセンターとして管理栄養士国家試験の受験準備を支援します。
教員研究室
教員の研究室は、ガラスを多用して明るく開放的に作られています。質問などにも訪れやすく、また、卒業研究のディスカッションや少人数での学習、国家試験対策などにも、有効に利用されています。