快挙!! 『 主張する「みせ」学生デザインコンペ 』
住空間デザイン学科3年生からなんと3名が受賞!!
2017/02/22
公益社団法人 商業施設団体技術団体連合会が主催する『 主張する「みせ」学生デザインコンペ 』。
これからの新しい「みせ」を提案するという学生向けデザインコンペティションです。
毎年、3年生後期の空間演出Bの授業で取り組んでいます。今年も総勢22名が応募しました。未来の「みせ」はどうなるのか、何が求められているのかなど各学生が頭を悩まし考え抜いて、様々なデザインを提案し、授業内講評会も行い、お互いのユニークなアイデアやデザインを共有化しました。
第14回となる同コンペは、全国316作品の応募がありました。最優秀賞1作品、優秀賞5作品、入賞10作品、奨励部門賞13作品。合計29作品中、本校からなんと3作品も受賞する快挙となりました!
川越さとりさんの作品「寄り道の好き間」と本間菜美子さんの作品「五感研究所」が入賞、山本彩乃さんの作品「試家具」が奨励部門賞を受賞しました。
東京都港区芝にある建築会館1Fギャラリーにて、作品展が開催され、最終日には、授賞式と懇親会が行われました。本コンペの受賞作品は、全国の建築・インテリア・プロダクトなどのデザイン系大学生、大学院生、専門学校生と幅広く、作品内容も多彩です。懇親会では審査員や他大学の学生との交流もあり、多いに刺激・勉強になりました。
以下、受賞した3名のみなさんの作品と、制作過程や授賞式・懇親会についてのコメントを紹介します。
住空間デザイン学科では、引き続きアイデア・デザインのスキルアップを目指し、外部コンペへのチャレンジをしていきます。
住空間デザイン学科特任教授 橘田洋子
住空間デザイン学科3年 本間 菜美子さん
- 私が考えた『主張するみせ』は、普段は気がつきにくい音や味の違い、気温の変化などを体感し、自分の中の五感を研ぎ澄ませる体験型施設です。プランを練る際に思うように進まず、アイデアを1から変え直そうとした時、先生がアイデア自体はいいから変える必要はないと仰って下さり、私にとってその言葉はすごく励みになりました。先生の支えもあり、このような素晴らしい賞までいただけて嬉しいです。
表彰式では、審査委員の先生方から作品の講評や今後のデザインについての貴重な話を伺うことができ、とても勉強になりました。
住空間デザイン学科3年 山本 彩乃さん
- 私は最初全く違うテーマで検討を始めていて、具体的なアイデアが全く浮かびませんでした。その状態が長く続き、途中でそのテーマにとらわれることを辞めた時、この「試家具」というアイデアが思いつきました。その後もアイデアをどのように表現したらいいのか、表現方法にもとても苦しみました。最終的には、苦手ながらもスケッチで自分なりに表現することにしました。
一生懸命仕上げた作品ですが、もう少し直したかったなと思う箇所もあり、まさか受賞できるとは思ってもいませんでした。今回の受賞はこれからの自信に繋がり、とてもうれしく思います。
住空間デザイン学科3年 川越 さとりさん
- 今回、数ある作品の中から、入賞という名誉ある賞に選ばれることができ、大変嬉しく思っています。授賞式に参加し、審査員の方から実際に賞状と記念品を手渡された瞬間に、受賞を実感することができました。
その後に開かれた懇親会では、審査員の一人である丹青社の万井先生から、私たち受賞者3人とも直々に講評を賜る機会をいただきました。自分がどのような過程を経てこの作品を完成させたのかを説明した後、ここの問題点をもっと深堀りすればよりよい作品になったのではないか、といった改善点をご指導していただきました。さらに懇親会の途中には、一人一人、自分の作品についてのプレゼンを行う機会があり、受賞した他の学生さん達の素晴らしいプレゼンを聞き、参考にしていきたい部分が多くあり、勉強になりました。
このような貴重な経験ができ、自分にとって糧となる、誇れるものが1つ増えたと感じました。今回の経験をこれからの自信に繋げていきたいと思います。