りんどう祭 住空間デザイン学科作品展 ~Honey Come編~
2016/11/18
10月15日、16日に開催された「りんどう祭」
住空間デザイン学科3年生は、前期の授業『スタジオ課題』の一環として、実験実習館1階のプロダクト実習室を使って、作品展示空間をデザインしました。
私たちのスペースには、700人を超える来場者にお越しいただき、たくさんの励ましのお言葉を頂戴しました。
このたびは、日本化工機材株式会社様に、材料・加工提供をいただいたうえに、事前に工場見学など現場も体験させていただき、多大なご協力をいただきました。本当にありがとうございました。
以下、担当学生チームのメンバー2人からの詳細レポートのご紹介です。
住空間デザイン学科 インテリアスタジオ担当 神村・佐藤・橘田
空間デザインと事前準備
住空間デザイン学科3年 古賀咲紀子
今回のりんどう祭での住空間デザイン学科の展示空間は、【Honey Come】というテーマでデザインを考えました。本当はHoney Combという言葉ですがミツバチをお客様に例えて、ミツバチがこの空間に誘われているような様子を再現しました。
デザインは全体的に6角形の形にこだわり段ボールを組み合わせて、奥行きのある空間にしました。
この空間を作るためにはたくさんの段ボールが必要となりましたが、日本化工機材株式会社様に協賛して頂き完成させることができました。
段ボールの提供だけでなく、硬い段ボールのくり抜きも協力していただきました。
段ボールのくり抜きをして頂くにあたり図面が必要だったのですが、会社の方が加工できるような図面を作成するのは分からないこともたくさんあり、とても大変でした。
何度も先生方に直していただき、実際に段ボールが加工されて届いたときには感動しました。
また、チームでは夏休みから必要なもののリストや買い出し、作業分担、実際に空間を立ち上げるための実験などをしました。段ボールがどうやったら安っぽく見えずにより良い空間になるのか、など難しい問題がたくさんありましたが、チームで解決していきました。
設営と当日
住空間デザイン学科3年 若林果歩
夏休みから展示計画を進め、時間がない中でみんなでアイディアを出し合い準備日を迎えました。
学科の皆が協力的で積極的に作業してくれたお陰で、経験がない中不安もありましたが、出来上がりは想像していた以上の空間を創り出せました。
素材は全てダンボールを使いましたが、日本化工機材さんに協力して頂いたこともあり、加工の仕方や厚みの違い、見せ方を少し変えるだけで、同じダンボールでも様々な表情に変わり、こだわった照明演出も存在感のあるものとなってとても良かったです。
また、当日はたくさんのお客様にお越し頂き、空間も含め展示作品をじっくり見て貰うことが出来、やり甲斐を感じられました。
企業の方との打ち合わせを何度も重ね、自分達の考えを伝える難しさや、いちから空間を考え、それを実現することは大変で上手く行かないこともありましたが、今回この企画に携われ、貴重な体験をすることが出来とても感謝しています。ありがとうございました。