006:「つどうかたち」が完成しました。
2014/08/04
4月24日のニュースでお知らせしましたように、住空間デザイン学科の3年生が家具デザインの授業で取り組みました地元稲城市への地域貢献としてのものづくり「つどうかたち」が、この度完成致しました。この課題は、地元稲城市で複数の人々が「つどい」新たなコミュニケーションを生み出すための場をつくるための「かたち」を考え、実際に使ってもらうことで自分たちの考えたことを検証することを目的とした課題です。
6月10日に稲城市の担当者や地元の町内会会長などにもご参加いただき、17名の学生たちが1ヶ月半かけて考えたデザインのプレゼンテーションを行い、全員で投票して4点の作品を選びました。
今年は、稲城市コミュニティバスの停留所三ヶ所に設置する予定で、平尾団地12号棟前に高橋紗依さん、正吉苑前に江下祐莉奈さんと関根菫さん、若葉台総合高校前に飯田美寿華さんの作品が選ばれ、4つのグループに分かれて制作を行いました。
みんな始めてのグループによる大きな作品制作でしたが、ものづくりが大好きな学生ばかりなので、すばらしいチームワークによりお互い助け合いながらどのグループもスケジュール通りに作品を完成させました。
実際に設置した様子はまた後日ご報告致しますが、まずは完成した素敵な「つどうかたち」をご覧ください。
学生の声
- 江下祐莉奈
今回の課題で今までと違うところは、実際に現地に置かれることです!また選ばれた作品を皆で協力し、一つの椅子を作ることです。自分の作品が選ばれた時は嘘みたいでした!正直選ばれるなんて思ってなかったので、素直に嬉しかったです!実際に作るということで体力も使うし簡単なことではないけれど、出来上がった時の達成感は、とてつもなく大きかったです。 - 高橋紗依
このベンチが出来上がるまで本当に長い道のりでした。なかなかデザインが決まらなかったり、製作している途中で変更点が出てきたり…。ですが一緒にこのベンチを作った仲間や先生方の手助けもあり、無事に完成させることが出来ました。まだバス停にこのベンチが設置されているところは見てはいませんが、稲城市の人達に自分達が作ったベンチを使ってもらえることがとても嬉しいです。 - 関根 菫
今回、自分でデザインしたベンチをグループの皆と製作し、実際に人に利用してもらえるという貴重な経験をさせて頂き、とても嬉しかったです。
グループをまとめる為に、自分の作品をより理解し、次の行動も事前に把握してグループの皆に指示しなければならないリーダーの大変さを知ることが出来ました。
また、グループの皆と協力して製作することの楽しさも学ぶことが出来ました。
稲城市の方々に沢山利用して頂きたいと思います。