「卒業研究 前期発表会」を開催しました
2016/09/01
住空間デザイン学科では、4年間の集大成として「卒業研究」に取り組みます。1年を通して各自の研究テーマに基づいて調査・研究を重ね、その成果を制作物や論文にまとめます。この「卒業研究」の前期の取り組み成果を発表する会が開催されました。
建築やインテリアから、家具や陶器、織物などのものづくりまで、くらしの環境についてトータルに学んできているので、「卒業研究」のテーマはバラエティに富んでいます。今回の発表会では、各自のテーマとそれに基づいた調査・研究の途中経過について発表し、先生方からの質問やアドバイスを受けました。
最終提出は12月。夏休みにどのように作業を進めていくかもひとつのポイントです。これから時間をかけ、試行錯誤を重ねながら研究を進めていってほしいと思います。
学生の感想
- 4年 練間梢(インテリアデザインコース)
私は陶芸ゼミで学んだことと自分の持ち味である絵を活かし、器や装飾としても活用できる陶器のプレートを制作テーマに発表へ挑みました。発表前は自分の考えにあまり自信がなかったのですが、先生方からの具体的なアドバイスや皆からプレゼンの挿絵がわかりやすかったなどの評価を受けることで、自分の考えは思っていたよりも恥じるものではないのだと実感しました。今回の発表は私に自信を与え、次のステップへと進む糧になりました。これから制作を重ね、うまくいかないことに躓き、苦戦すると思います。しかし、それさえも楽しかったと思える作品にするため、出る限りのアイデアを詰め込んでいきたいです。学生としての最後の作品、みんなが有終の美を飾れることを願います。 - 4年 佐藤愛子(建築デザインコース)
私は地元に防災時にもコミュニケーションのとれる空間をつくりたいと思い、そのテーマに基づいて発表しました。発表ではとても緊張し、自分の伝えたいことを伝えきれませんでした。今後は先生方のアドバイスなどを参考に、10月の作業報告会までにコンセプトを固め、設計を進めていきたいです。また、周りの仲間たちの発表を聞き、様々な視点のテーマがあることに刺激を受け、共に頑張っている実感が湧きました。大学生活4年間の集大成である卒業制作を12月の完成に向けて仲間と共に頑張っていきたいと思います。