タイ研修生歓迎交流会 ~実行委員を務めて~
2014/06/17
国際文化学科2年生は5月15日の基礎ゼミの授業で、タイのアユタヤ・ラチャパット大学日本語学科の研修生4名を迎えて歓迎交流会を開きました。各ゼミから2~3名が実行委員に立候補し、1ヶ月かけて交流会の企画・準備にあたり、当日はそれぞれの担当部門で大活躍しました。実行委員の学生たちに感想を寄せてもらいました。
- 私はこの交流会で企画から実施までの大変さを学びました。何をプレゼンすればよいのか、交流企画として何をすればよいのかなど、実行委員会のメンバーが積極的に意見を出し合って決めることができたこと、各自時間がない中でしっかりと仕事をしてくれたことに感謝しています。当日は思わぬアクシデントもありましたが、臨機応変に対応できたおかげで交流会が成功に終わり、タイの学生にも喜んでもらえてよかったです。私もタイの伝統の踊りやプレゼンテーションを聞けて貴重な体験をさせていただくことができました。(S.K.)
- アユタヤ・ラチャパット大学学生のプレゼンテーションでは、中部地方の平野や川の写真が日本の風景を見ているようで、互いに似た文化があるのではないかと関心を持ちました。また、シャンバンファイという「雨ごい」の踊りでは親指と人差し指を丸めた手の動きをしており、日本の踊りには見られない特徴だと思いました。今回の交流会をきっかけにタイについて何を知っているか考えたときに、連想するものがあまりにも少ないことに気が付きました。高校の世界史で覚えたアユタヤ朝の記憶を頼りに上座部仏教を思い出しています。(N.T.)
- 実行委員としての活動期間は約1ヶ月と短い期間ものでしたが、タイの留学生のみなさんに喜んでいただけるように準備をしてきました。日本の文化や伝統だけでなく私たち大学生の等身大の姿を紹介したいと思い、プレゼンテーションを準備しました。当日はタイの留学生の方と交流することができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。また、この経験を通して日本の文化を再認識できたことが良かったと感じました。(H.K.)
- タイの方々との交流を通じて、自国の文化を他国の人に伝えるのはとても難しいことだと感じた。自分の中では当たり前になっていることが、相手は見たことも聞いたこともないようなことだった。折り紙で熊の作り方を教えたときに「熊ってなんですか?」と聞かれ、上手く説明できなかったのが残念だった。しかし、タイの方々が日本のアイドルやアニメが好きで日本のことを勉強していると聞いたときはとても嬉しかった。これからもどんどん日本を好きになってほしいし、私もタイについてもっとよく知りたい。(R.M.)
- 私はいろいろな人と話すことが好きなのですが、普段なかなか外国の人と交流する機会はありません。ですから今回の交流会はとても楽しみにしていました。私は実行委員としてコミュニケーションの時間を担当し、少し難しい折り紙を選びましたが、完成したしろくまはとても可愛く、研修生のみなさんに喜んでもらえたと思います。研修生は私たちにタイ伝統の踊りを披露してくれました。それはとても魅力的な踊りでした。タイの女性はみんな踊れて、素敵な衣装も持っているそうです。短い時間の交流会でしたが、とても素敵な時間でした。又、タイについてより興味を持ちました。またお会いできるといいなと思います。(K.N.)
- 今回実行委員になったのは、こんな機会はめったにないだろうと思ったからである。私たちぐらいの年齢の学生が来ると聞いたときはとてもワクワクした。実際に交流してみて実感したことは、「言葉なんて必要ない」ということだった。お互い言葉は違っても通じ合うことができ、終始笑顔で充実した時間を過ごすことができた。タイ研修生のプレゼンでの日本語が堪能で驚いた。タイにも興味がわいたので是非行きたいと思う。そしてもっと国際交流の機会を自分から増やしていこうと思った。(K.Y.)
- 毎週お昼休みという短い時間でしたが、皆それぞれの役割をきちんとこなし、交流会当日も時間の限られた中でしたが、楽しい交流会になったと思います。私はタイの研修生と先生に渡すプレゼントを選んだのですが、「どんなものが日本らしいだろう?どんなものなら喜んでくれるだろう?」と考えながら選ぶのが楽しかったです。今回このような委員になってみて自分なりの反省点も見つかったので、良い経験になったと思います。(N.Y.)
- どのようにしたらおもてなしできるか、喜んでいただけるかなどを主体的に考え計画できたことがとても良かったです。また外国の方に日本のことを伝えることによって、日本の魅力・日本独自の文化について改めて考える良い機会となりました。当日の交流会ではタイの食べ物や文化を学び、自国とは違うことが多くあることを知り大変驚きました。折り紙をタイの方と一緒に折る際に、自分がどのような言葉とスピードで話せば伝わるかなど、「相手に伝えたい!話したい!」と思って色々工夫してコミュニケーションをはかることができ、私にとって大変良い学びの場となりました。(R.T.)