観光文化学類新任教員ご挨拶
2021/04/26
このたび観光文化学類に着任しました本間准(ほんまじゅん)です。どうぞよろしくお願いいたします。
私は大学で観光を学び、旅行業界にて実務を通じ知見を得てまいりました。新卒から昨年度まで航空キャリア系旅行会社で勤務しました。海外・国内旅行の手配・販売を経験した後、商品企画を約10年間担当しました。企画した旅行商品による送客を通じ、観光地域振興に取り組みました。
働きながら通った大学院では経営マーケティングを学び、学部で学んだ観光学と統合させることで実務にその理論を生かし実践しつつ研究をしてまいりました。
具体的には、価格訴求型旅行促進政策における旅行会社の役割とその評価をテーマに研究しています。価格訴求型旅行促進政策とは、災害などに見舞われた観光地域を支援する目的で政府が実施する新たな政策です。新型コロナウイルスによる観光地域の回復のために実施されているGo Toトラベルキャンペーンにより、社会の注目が高まっています。この政策における旅行会社の役割を研究することで、観光産業における喫緊の課題である観光地域の回復という社会課題の解決に貢献することを目的としています。
今年度本学では観光地理・旅行法規等の講義を担当いたします。学生の皆さんに観光を学ぶことの意義と楽しさを伝えたいと考えております。これから皆さんと共に学べることを楽しみにしております。