日常生活の安心と安全〜護身術、教えます〜
講義:2015年7月6日(月)
2015/07/17
概要と実施状況
警視庁多摩中央警察署の方々を講師にお迎えして、「防犯の心得」と「護身術」の実習が記念講堂小ホールで行われました。
まず「防犯の心得」として、犯罪の現状と防犯の心構えについて理解を深めました。常に身の周りに気を付け、危険に近寄らないようにする“危機意識を持つこと”や、万が一被害にあった際には、“身を守ることを第1に、逃げて110番する”等心構えとして大切にすべきポイントを学びました。
そのうえで、実際に手を掴まれたり、背後から襲われた際などの危機的状況を回避する対処法として「護身術」を学びました。犯人役と被害者役に扮し警察官が実演後、学生も二人一組になって模擬体験を行いました。また、学内にある防犯用具であるさすまたを使っての対処法もご指導頂きました。様々な危機的状況において「相手と距離を取る=間合い」の大切さを学びました。
防犯を身近に感じさせる分かりやすいご講義とけじめのある明るい雰囲気での実習に、最初は恥ずかしそうに取り組んでいた学生も、次第に引き込まれ、積極的に取り組んでいました。各状況での護身術のポイントもひとりひとり丁寧に教えて頂きました。ちょっとした技術やポイントを知っておくことで簡単に身を守ることにつながり、学生も驚いていました。また教職員も参加し、学校全体で防犯意識を高め、対策に取り組みました。ためになる技術を多々学ぶとともに、改めて防犯の大切さを再認識した講習となりました。
参加学生の声
- 自分の身は自分で守るしかない。
- 護身術だけでなく、さすまたの使い方まで教えてくださり、とても勉強になりました。
- 思った事より単純で、簡単で、少しの工夫で違うんだと知ることが出来ました。
- 講師の先生がとても面白くて、どの言葉も印象的です。楽しんで学ぶことが出来ました。間合いの把握など周囲に気をつけようと思います。
- とても楽しかったです。自分のためになる講座でした。