AED講習会
講義:2015年6月1日(月)、実技:6月2日(火)
2015/06/23
概要と実施状況
第2回AED講習会(講義編)
本学短大教授、木下茂昭先生を講師にAED講習会(講義編)が行われました。応急手当の目的や重要性、突然死の原因や兆候についてお話頂いた後、救命処置である「心肺蘇生」「AEDを用いた除細動」「気道異物除去」の方法や「止血法」等を解説して頂きました。参加学生は、先生の問いかけに受け答えをしたり、熱心に話に耳を傾け、メモをとって翌日のAED実技編に備えていました。木下先生ご自身の体験談を織り交ぜた分かりやすくポイントをつかんだ解説と、さらに学生生活や日常生活にすぐに役立つ学内AEDの設置場所の確認や日頃の心構えや準備等も教えて頂きました。より応急手当が身近なものに感じられた講義になりました。
第3回AED講習会(実技編)
実技編では、木下先生に加え最勝悦応さん(経理部管財課)、光山くるみさん(経理部管財課)、榎本利江さん(大学短大事務部学生支援課)を講師に迎え、全体での説明、実演の後、参加学生は3班に分かれて、実際に人形を使って人工呼吸法やAEDの実技に取り組みました。
実際に取り組んでみると、学生は頭では流れが分かっているつもりでも、緊張等でなかなか手順を思い出せなかったり、心肺蘇生の手の位置や感覚など実際取り組んでみないと分からなかった点もあったようです。講師からのアドバイスやポイントを再確認し、何度も練習を重ねることでコツをつかみ、上達していく姿に、実技の重要性を再認識しました。また小児や乳児の実技はほとんどの学生が初めてだったようで、それぞれの対応の違いも体験しました。「学びたい!」「身に付けたい!」と意欲的に取り組む姿が印象的で、学生にとって有意義な講習となりました。
今回の講習会参加者全員に、後日、稲城市消防本部から普通救命講習修了証(2年間有効)が届けられました。
参加学生の声
- 実際に体験(訓練)をしたことがなかったため、とても為になったと思います。
- 大人、小児、乳児によって、心肺蘇生のやり方が違うということを初めて知りました。実際に行ってみると、5㎝へこませるのはとても大変だと知りました。もしも必要になった時には、落ち着いて行動したいです。
- 3回目ですが、どれも為になりました。AEDは何かあったら役立てるように頑張ります。
- 3分が勝負!都民の20人に1人AEDが出来れば、助けられるのは驚いた。
- 救急車を呼ぶか迷った時のための電話があることを知り、印象的だった。