<校長室ブログ>体育祭、全ての方に感謝
2021/06/07

教室での開会式。画面越しで見る、カラー長3名による選手宣誓は、とてもかっこよかったです。
声を出して応援してはいけないルール。青空に囲まれた緑のグランドに、桃色、黄色、水色のスティックバルーンが、華やかな音で体育祭を演出し、例年と違った盛り上がりを見せていました。
駒女が誇る全校生徒応援合戦。昨年中止になった全ての行事の悔しさを、この体育祭に思い切りぶつけて臨んだのでしょう。高校3年生の気合の入れ方は半端ではありませんでしたね。
成績発表で、歓喜にわき飛び上がる生徒や、しみじみと達成感をかみしめ涙をにじませている生徒も。校長の私は、その姿を見て、目頭が熱くなってしまいました。
思い切って体育祭を開催する決断をして、良かった……。
コロナ禍の中、大変な準備をして臨んでくれた先生方にも、心より感謝いたします。

<校長室ブログ>体育祭に向けて
2021/06/03

てるてる坊主 てる坊主 明日天気にしておくれ♪

「声を出して応援してはいけない! メガホンはどうする!?」
「生徒の応援の練習時間が長く、体調が心配。」
「“大玉おくり”は密になっていないか?」
「“いかだ流し”は背中に負担がかかりすぎる、考え直そう!」
職員会議は延長に次ぐ延長となり、長時間にわたり、生徒の安全について話し合われています。

一人の事故もなく、全員無事に体育祭が行われますように。
直接ご観覧いただくことはできませんが、どうか温かい目で応援よろしくお願いいたします。

<校長室ブログ>待ち望んだ日
2021/05/28

不自由さが人を成長させる!

体育祭に向けて応援団の練習が始まり、学校全体が活気づいてきました。
高校3年生がリーダーとなり、新型コロナウイルス感染対策を考え、安全な体育祭を開催するためにどうしたらよいのか、共に知恵を出し合っています。
「コロナ禍だって、絶対成功させよう!」強い思いが、不自由な日々を有意義なものに変えてくれます。
生徒の力を信じて、「安全で楽しい、サイコーの体育祭」の開催を、楽しみにしています。
水色! 桃色! 黄色! ファイト!!


  • 体育祭実行委員長と副委員長の
    高校3年生2人

<校長室ブログ>マスク生活
2021/05/17

暑くて、“あごマスク”になっている生徒に遭遇。「マスクをちゃんとつけましょうね。」と声をかけると「あ、はい!」と急いでマスクを引っ張り上げました。
マスク生活も1年以上になりますが、生徒は、マスクの下に悲しみや、苦しみ、不安の表情を隠していることがあります。我々教員は、それを見過ごさず、聴こえない声にちゃんと耳を傾け見守っていかなくてはいけません。

中学生、高校生は、動きが活発で大人よりずっと新陳代謝もいいので、大人の何倍もマスクが不快で、ストレスがかかります。
たまには、(人のいないところで)マスクを外して自然の香りも感じてもらいたいですね。

<校長室ブログ>コロナが収束したら行きたいところ
2021/05/07

最近はなかなか行くことができていませんが、私の趣味はシュノーケリング&スキューバダイビングです。海の中は別世界。ふわふわと海中でただよっていると、安心感と幸福感に包まれ、私の起源は海にある、と感じます。たくさんの海の生物との出会いも素敵です。お気に入りは、カクレクマノミや色とりどりのチョウチョウウオです💛
美しい世界が、ゴミ問題や地球温暖化でなくなりませんように。

早く、いろんな海に行きたいです。
みなさんは、コロナが収束したら、何をしたいですか?
その時が来るのを楽しみに、みんなで今を乗り越えましょう。

<校長室ブログ>学校の学び
2021/04/26

3回目の緊急事態宣言が発出されました。
1年前は学校を休校にし、学びを継続するために、自宅で双方向のリモート授業を実施しました。でも、私たちは現場にいて、対面での教育の大切さもしみじみと感じています。生徒の成長の過程には、いろいろな考え方をもった人とのふれあい、実際に困ったり苦労することで乗り越える学び、人の優しさを感じる学び、決してオンラインでは得られない目に見えない学びが存在しているのです。
オンラインでできることと対面でしかできないこと、この両方の良いとこどり、ハイブリッドで進んでいくことが必要です。
命の安全を最優先に、状況を見ながらではありますが、できる限り対面で教育活動をしたいと考えています。

<校長室ブログ>生徒の成長を感じて
2021/04/16

中学校の対面式が行われました。
昨年は、コロナで中止となってしまった行事ですが、生徒が企画して、運営している姿は、やっぱり良いものですね。2年生が、急に大人に見えるのだから、不思議なものです。3年生も、中学校最上級生のリーダーとして、とてもたくましくなりました。
コロナ禍でできることを主体的に考え新しい日々を創ること、勇気を出して一歩を踏み出すこと、そんな日常が生きる力を育む大きな学びになるはずです。
生徒の力、生徒の成長を感じて……毎日がとても楽しいです♪

<校長室ブログ>新入生のみなさまへ
2021/04/08

八重桜が満開の本日、177名の新入生がご入学されました。おめでとうございます。
ピカピカの靴と真新しい制服、緊張と少し不安のまじった笑顔が初々しく、とても輝いて見えました。
私たちが全力でサポートしてまいりますので、心配することはありません。自分の可能性を信じて、いろいろなことにどんどん挑戦してください。
New Year New Me!
駒沢学園で、夢と希望に満ちた、すてきな未来を手に入れましょう。

<校長室ブログ>春に希望をもって
2021/04/07

校長に就任し3年目の春を迎えます。
今年度より、中学校改革がいよいよ本格的にスタートです。
1927年の創立以来94年間、建学の精神を礎にした人間教育を大切に、その根幹が変わることはありません。
同時に、新しい時代に応じた新しいカリキュラム、新しい教育の始まりです。
変化を恐れず、前進あるのみ!!
しなやかに、強くたくましく、希望をもって……生徒、保護者のみなさまと共に、教職員一同、協力しつつ楽しく歩んでまいりたいと思います。

<校長室ブログ>中学校ご卒業おめでとうございます
2021/03/24

入学したころは、まだまだ小学生のあどけなさを残していたのに……
ご家族の方の大きな愛情に支えられ、先生方に見守られ、友と日々泣き笑い合って、大きく成長しました。
「さようなら」式を終え、卒業証書を片手に笑顔で去っていく卒業生お一人お一人が愛おしいです。
4月からは、高校生ですね。本校の建学の精神である正念、行学一如を率先励行し、さらに飛躍してくれることを、楽しみにしています。
4月にまたお会いしましょう。

<校長室ブログ>新・不忘錬心弓道場誕生!!
2021/03/19

平成元年4月、駒沢学園は東京都稲城市に移転し、同年8月、弓道場が完成しました。
「不忘錬心弓道場」という名称には、当時「武士」と称されていた今は亡き弓道部顧問の “鍛錬する心を忘れるな” という熱い思いが、込められています。
令和3年の今年、新しい「不忘錬心弓道場」が誕生します!!
「礼節」を大切にし「相手を慈しむ」そして「自己鍛錬に励む」駒女の弓道部の精神は、元号は変わっても、今もこれからも、後輩に脈々と受け継がれていきます。
芸術科教員が手書きをした新しい看板です。
卒業生のみなさん、コロナが終息したらぜひ、見学にいらしてください。

<校長室ブログ>11年目の春。
2021/03/15

東日本大震災から10年。当時、私は、高校2年生のクラス担任をしていました。学年末試験の最終日で、帰宅途中の生徒も多く、学校は対応に追われました。全員無事との確認は取れましたが、その後休校となり、生徒たちに会えなくなってしまいました。中止となった春期セミナーの課題と解説プリントを郵送し、「無事でいてくれて良かった。次にお会いする時は、高校3年生になっていますね。」と、手紙を添えました。
当時はまだ、リモート授業なんて、夢のまた夢だったのです。
この10年間に進化したことは、たくさんあります。学校のルールも、いくつも変わりました。私たちの危機管理意識も高くなり、コロナ禍であっても、避難訓練は欠かすことはありません。何より、通信機器の急速な発展とその導入により、離れていても対応できるようになりました。
この先、10年後の世界も予測はできませんが、素敵な未来にしていくことを心に誓って、11年目の春を迎えます。