華道部は今秋、「花創 Hana So Club project 2017」と、「I(あい)のまち いなぎ市民祭」に、展示参加いたしました。
2017/11/20
華道部は、週一度の練習のほか、本館食堂前に作品を展示するなど、活動の場を広げております。
その一環として、昨年度から「Iのまち いなぎ市民祭、稲城市民文化祭」に展示参加をおこない、また、今年度は「花創 Hana So Club project 2017」(学生華道のワークショップ)にも参加しました。写真と参加学生の感想による報告をします。
「花創 Hana So Club project 2017」では、他大学の華道部の皆さんと共に、駒沢女子大学の作品を制作しました。発表は10月25日(水)から30日(月)まで、日本橋高島屋で行いました。
第99回草月いけばな展「花創 Hana So」 合同ワークショップに参加して
- メディア表現学科3年 谷口博美
今回の作品制作は、草月会館という会場も、生花でない素材も初めての経験でした。そのため、当初は気持ちも控えめで、小さい作品になっていましたが、私たち参加者を指導して下さる先生から「自由に作っていいんだよ!」と言われ、自由に作り始めると、「あれも!これも!」とイメージが膨らんでいきました。とても楽しく創造力の働くワークショップでした。
「第16回 Iのまち いなぎ市民祭、稲城市民文化祭」は、10月20日(金)から22日(日)、稲城中央公園にて開催され、華道部は総合体育館にて作品展示を行いました。
いなぎ市民祭・稲城市民文化祭に参加して
- 日本文化学科3年 大橋莉子
先輩達の後を継いで、3年生3人で稲城市民文化祭に参加しました。地域の催しへの参加は、とても貴重な体験でした。広い会場での作品展示は、りんどう祭での講堂の経験しかなかったので、3人で作品の構成を練り、飾る花を決め、限られた展示スペースで作品をどれだけ大きく魅せるかに気をつけながら生けました。今後このような機会があれば、また駒沢女子大学華道部として出展できたら嬉しく思います。 - 日本文化学科3年 鈴木雅香
今回は大作で、しかも様々な異質素材でどう動きを表現するかに挑戦しました。ドリルでネジを打ち込む方法、ワイヤーの留め方なども、とても勉強になりました。花器を3つ用いる難しさも実感しました。自分たちの作品制作だけでなく、他団体の作品からも学ぶことが多かったので、今後のお稽古などに生かしたいと思います。