ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針 大学 人文学部 平成29年度入学者まで)
駒沢女子大学人文学部は、人文諸科学の知と手法を基礎として、幅の広い教養及び実践的な技能を教授し、自分の力で考え判断できる能力を具えた、人間性豊かな女性を養成することを目的としています(学則第4条の3の(1))。
人文学部はその目的を達成するために、日本文化学科、国際文化学科、人間関係学科、心理学科、住空間デザイン学科、メディア表現学科を置いています(学則第4条の2)。
駒沢女子大学人文学部は、教育の目的に則して編成された4年間の課程を学修し、卒業に要する所定の単位を修得することを学位授与の要件とします。
日本文化学科
日本文化学科は、日本文化を総合的に学修し、その意義を広く社会に向けて発信していくことのできる人材の育成を目的としています(学則第4条の3の(2))。
その目的を達成するために、日本文化学科は、専門教育科目を通じて以下のような資質・能力の養成を教育目標としています。
- 日本文化に関する幅広い教養力と、豊かな人間性の養成
- 社会人として必要な日本語のコミュニケーション力と、社会性の養成
- 日本文化に関する専門力と、諸問題に対する的確な判断力の養成
- 日本文化の創造的担い手となる技術力と、社会で活用していく実践力の養成
日本文化学科学修到達度確認表 | |||||
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教育目標 | 学修指針 | レベル4(秀) | レベル3(優) | レベル2(良) | レベル1(可) |
日本文化に関する幅広い教養力と、豊かな人間性の養成 | 教養力 | 日本の文化・歴史・文学・言語について、多角的な知見を有し、論点を整理しながら、解決へ向けて確実に探究し続けることができる。 | 日本の文化・歴史・文学・言語について、多くの情報を適切に取捨選択しながら整理し、問題意識を深めていくことができる。 | 日本文化の事象について、複数の情報に目を通し、問題点を整理することができる。 | 日本文化のさまざまな事象について、関心をもつことができる。 |
人間性 | 日本社会の規則を遵守し、仏教をはじめとして、人間存在に関する深い洞察を学び、人格的向上を目指すことができる。 | さまざまな日本の価値観に触れ、柔軟なものの見方を身につけ、日本社会の秩序や規則の基となる人間性に気付くことができる。 | 日本の文化に裏付けられた秩序や規則を守り、自分の周囲の人々の行動にも配慮することができる。 | 日本の文化に裏付けられた秩序や規則を守ることができる。 | |
社会人として必要な日本語のコミュニケーション力と、社会性の養成 | コミュニケーション力 | さまざまな知識に基づいた自らの考えを論理的に口頭で説明したり、相手の立場や考えを尊重し、意見交換したりすることができる。 | 自らの考えを論理的に口頭で説明したり、的確な表現を選びながら文章にまとめたりすることができる。 | 自らの考えを効果的に口頭で説明したり、簡潔な表現で文章にまとめたりすることができる。 | 自らが理解したことを正確に説明したり、相手の話を的確に聞き取ったりすることができる。 |
社会性 | 現代の日本社会の仕組みを深く理解し、自立した社会人にふさわしい責任感を持って共同作業に従事することができる。 | 現代の日本社会の仕組みを理解し、他者とスムーズに共同作業をすることができる。 | 現代の日本社会の仕組みを理解し、自分なりに問題点を見出すことができる。 | 現代の日本社会の仕組みに関する基本的な事項を、説明することができる。 | |
日本文化に関する専門力と、諸問題に対する的確な判断力の養成 | 専門力 | 日本文化に関する深い専門知識を持ち、さまざまな問題に適切に応用しつつ、新たな知見を求めて自らすすんで学習活動を維持することができる。 | 日本文化の専門知識を深く理解し、さまざまな問題に適切に応用しつつ、自らの考えを持つことができる。 | 日本文化の専門知識を持ち、自らが関心を持つ問題に応用することが できる。 |
日本文化に関する基本概念や専門用語を理解し、説明することができる。 |
判断力 | 授業や書物等から得た日本文化の知識について、実証的に批判し、独自の論理的な考えを育てていくことができる。 | 授業や書物等から得た日本文化の知識について、その根拠となる資料を挙げつつ、論理的に批判することができる。 | 授業や書物等から得た日本文化の知識について、論理的に矛盾点を見出し批判することができる。 | 授業や書物等から得た日本文化の知識について、矛盾点を見出すことができる。 | |
日本文化の創造的担い手となる技術力と、社会で活用していく実践力の養成 | 技術力 | 日本文化の諸分野について、独自の分析方法を確立し、説得力のある結論を導き出すことができる。 | 日本文化の諸分野について、さまざまな分析方法を用いて、的確に解決することができる。 | 日本文化の諸分野について、身につけた分析方法を応用し、諸問題に対応することができる。 | 日本文化の諸分野について、分析する方法を身につけることができる。 |
実践力 | 日本文化の問題に対して、積極的に向かい合い、独自の方法論を駆使して、計画的に解決まで努力し続けることができる。 | 日本文化の問題に対して、自ら進んで計画的に解決する方法を把握することができる。 | 日本文化の問題に対して、自らすすんで向かい合い、その解決を模索することができる。 | 日本文化の問題に対して、その問題点に取り組もうとすることができる。 |
国際文化学科
国際文化学科は、国際人としての教養を身に付け、国際的な交流及び協力に貢献できる人材の育成を目的としています(学則第4条の3の(3))。
その目的を達成するために、国際文化学科は、専門教育科目を通じて以下の資質・能力を養成することを教育目標としています。
- 世界の言語・社会・文化等に関する基本的な知識の獲得と、多様な価値観を受容することができる豊かな人間性の育成
- 社会人にふさわしい教養・語学力・表現力とともに、社会の一員として主体的に活動する意欲と責任感の育成
- 世界の言語・社会・文化等に関する専門的な知識の獲得と、様々な問題に対する分析力・判断力の育成
- 世界の言語・社会・文化等に関する専門的な知識を広く応用して、社会に還元する技術力と実践力の育成
国際文化学科学修到達度確認表 | |||||
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教育目標 | 学修指針 | レベル4(秀) | レベル3(優) | レベル2(良) | レベル1(可) |
世界の言語・社会・文化等に関する基本的な知識の獲得と、多様な価値観を受容することができる豊かな人間性の育成 | 教養力 | 世界の社会・文化に関する知識を体系化し、高度な文化的交流を企画・実践することができる。 | 世界の社会・文化に関する幅広い知識があり、一般的な文化的交流を実践することができる。 | 世界の社会・文化に関する基礎的な知識があり、文化的交流の意義を理解して、自発的に参加することができる。 | 世界の社会・文化に関する基礎的な知識があり、文化的交流の重要性を理解することができる。 |
人間性 | 世界の社会・文化に人間存在の普遍性を見出し、世界市民として行動することができる。 | 世界の社会・文化に人間存在の普遍性を見出し、世界市民としての自覚を持つことができる。 | 世界の社会・文化に人間存在の普遍性を見出し、世界市民としての規範を遵守することができる。 | 世界の社会・文化に人間存在の普遍性を見出し、世界市民としての規範を理解することができる | |
社会人にふさわしい教養・語学力・表現力とともに、社会の一員として主体的に活動する意欲と責任感の育成 | コミュニケーション力 | 幅広い話題について相手の意図を理解し、自分の考えを正確に表現しながら議論することができる。 | 一般的な話題について相手の意図を理解し、自分の考えを主張しながら議論することができる。 | 自分の専門分野の話題について相手の意図を理解し、自分の考えを述べながら議論することができる。 | 自分に関わりのある話題について相手の意図を理解し、自分の考えを述べながら意見交換することができる。 |
社会性 | 自らの社会的な使命と責任を自覚し、主体的に社会的な活動を全うすることができる。 | 自らの社会的な使命と責任を自覚し、主体的に社会的な活動に取り組むことができる。 | 自らの社会的な使命と責任を理解し、社会的な活動において、役割を全うすることができる。 | 自らの社会的な使命と責任を理解し、社会的な活動において、役割を担うことができる。 | |
世界の言語・社会・文化等に関する専門的な知識の獲得と、様々な問題に対する分析力・判断力の育成 | 専門力 | 専門領域の先行研究と関連分野の情報を収集し、知識を体系化して活用することができる。 | 専門領域の先行研究と関連分野の情報を収集し、知識を整理して活用することができる。 | 専門領域の先行研究を中心に、様々な情報を収集し、整理することができる。 | 専門領域の先行研究を中心に、様々な方法を活用して情報を収集することができる。 |
判断力 | 研究領域の先行研究を批判的に分析し、独自の主張を論理的に展開することができる。 | 研究領域の先行研究を批判的に分析し、反証をあげながら評価することができる。 | 研究領域の先行研究を分析し、論理的な矛盾点を見出し指摘することができる。 | 研究領域の先行研究を分析し、主張の正当性を冷静に評価することができる。 | |
世界の言語・社会・文化等に関する専門的な知識を広く応用して、社会に還元する技術力と実践力の育成 | 技術力 | 研究を論理的で説得力のあるレポートやプレゼンテーションにまとめ、質疑応答ができる。 | 研究を論理的で説得力のあるレポートやプレゼンテーションにまとめ、発表することができる。 | 研究や調査を統一的な手法でレポートやプレゼンテーションにまとめ、発表することができる。 | 研究に関する情報を収集し、統一的な手法でレポートやプレゼンテーションにまとめることができる。 |
実践力 | 問題を自ら発見し、主体的・計画的な取り組みを通して、解決策を導くことができる。 | 問題を自ら発見し、主体的・計画的な取り組みを通して、解決策を考えることができる。 | 所与の問題に主体的に取り組み、様々な解決策を検討し、提示することができる。 | 所与の問題に取り組み、様々な解決策を網羅的に検討することができる。 |
人間関係学科
人間関係学科は、人間の本質の学修を通して、人間と人間を取り巻く諸問題に主体的に立ち向かうことのできる人材の育成を目的としています(学則第4条の3の(4))。
その目的を達成するために、人間関係学科は、専門教育科目を通じて以下の資質・能力を養成することを教育目標としています。
- 人間関係についての基礎的な教養と、人間性への深い理解力の養成
- 他人に共感し理解するコミュニケーション力と、社会に積極的に関わろうとする自立した思考力の養成
- 人間関係に関する専門的な知識と、人間社会の多様なあり方を理解し的確な判断ができる適応力の養成
- 社会と文化に関する知識を日々の暮らしの中で生かせる技術力と、多様な問題を解決すべく自ら行動する実践力の養成
人間関係学科学修到達度確認表 | |||||
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教育目標 | 学修指針 | レベル4(秀) | レベル3(優) | レベル2(良) | レベル1(可) |
人間関係についての基礎的な教養と、人間性への深い理解力の養成 | 教養力 | 人間関係に関する十分な基礎的教養を有し、さらにそれを自分で高めていくことができる。 | 人間関係に関する基礎的な知識を有し、それを高める方法を知っている。 | 自分自身の人間関係に関する基礎的な知識で、足りない部分を認識できる。 | 人間関係について、自分の知っていることを述べることができる。 |
人間性 | 自立した人間としての思考力を有し、自分自身を理解し自己の価値観・世界観を確立している。 | 自立した思考の必要性を理解し、自分自身の価値観を構築しようと努力している。 | 自分自身について客観的に見つめることができるようになる。 | 自分らしさとは何かを考えるようになる。 | |
他人に共感し理解するコミュニケーション力と、社会に積極的に関わろうとする自立した思考力の養成 | コミュニケーション力 | 他人に共感し理解できる力を有する。また多様な価値観に応じて柔軟に自分自身を主張・発信することができる。 | 他者の存在を公平に認識し、それに対して理解し共感しながら自分の意見を発信できる。 | 他者の存在を公平に認識し、それに対して理解し共感することができる。 | 他者の存在を認めることができ、それぞれの価値観があることを理解している。 |
社会性 | 積極的に多様な集団や社会と関わることができ、自己の役割を考え貢献できるよう努力し達成する力がある。 | グループワークなど集団作業において目標を自覚し、自分の役割を考え達成するよう努力できる。 | チームワークを理解し、その一員として積極的に関わろうとする意欲があり、実行できる。 | 集団活動のメンバーとして何が求められているか、必要な要素を知ることができる。 | |
人間関係に関する専門的な知識と、人間社会の多様なあり方を理解し的確な判断ができる適応力の養成 | 専門力 | 専攻するテーマを中心に、人間関係に関する専門的な知識を有し、それを高める方法を知っている。 | 専攻するテーマについて、多角的に情報を整理した上で根拠を示しつつ考察することができる。 | 専攻するテーマについて、多角的に情報を整理することができる。 | 専攻するテーマについて、情報を集めることができる。 |
判断力 | 人間や社会に関して直面する諸問題について課題を発見し、自分なりの解決策を見つけることができる。 | 人間や社会に存在する多様な問題について自己の視点から分析し、自分の言葉で論じることができる。 | 人間や社会におけるさまざまな問題を自己の関心に即して具体的に挙げることができる。 | 人間や社会に関するさまざまな問題があることを理解する力がある。 | |
社会と文化に関する知識を日々の暮らしの中で生かせる技術力と、多様な問題を解決すべく自ら行動する実践力の養成 | 技術力 | 社会と文化に関して学んだ知識・技術を自分の生活に取り込む適応力があり、さらにそれを高めることができる。。 | 社会と文化に関して学んだ知識や技術を自己の生活に活かそうと努力できる。 | 社会と文化に関しての知識や技術と、自分の生活との関連性を認識できる。 | 社会と文化に関しての知識や技術を自分のものにしている。 |
実践力 | 生活する中で起きる多様な問題に積極的に取り組む行動力と、解決できる実行力がある。 | 生活する中で起きる多様な問題に自分なりに取り組む行動力と解決できる実行力がある。 | 生活する中で起きる多様な問題に自分なりに取り組む行動力がある。 | 生活する中で起きる多様な問題に自分なりに取り組もうと努力する。 |
心理学科
心理学科は、心理学の専門知識及び技能を学修し、現代社会の多様化する心の問題に主体的に取り組み、社会に貢献できる人材の育成を目的としています(学則第4条の3の(4)の2)。
その目的を達成するために、心理学科は、専門教育科目を通じて以下の資質・能力を養成することを教育目標としています。
- 人の心に関する広汎な知識と、人間に対する深い洞察力の養成
- 人と人とが織り成す社会の中で役立つ日本語運用能力・プレゼンテーション力と、社会の中で自分の果たす役割を真摯に追求する自己実現力の養成
- 人間の心理に関する専門的な知識と、心理学の知見を活かしつつ自律的に判断を示すことのできる思考力の養成
- 心理学に関する深い学識を日々の暮らしの中に活用し社会に貢献するための技術力と、実践力の養成
心理学科学修到達度確認表 | |||||
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教育目標 | 学修指針 | レベル4(秀) | レベル3(優) | レベル2(良) | レベル1(可) |
人の心に関する広汎な知識と、人間に対する深い洞察力の養成 | 教養力 | 自己や他者、他者との関係性、社会との関係性から、社会的問題や精神病理について、考えられる。 | 自己や他者、他者との関係性、さらには社会との関係性について問題意識を深められる。 | 自己や他者、そして他者との関係性についての心理学的問題を整理できる。 | 自己や他者、そして他者との関係性に関する心理について、関心をもつことができる。 |
人間性 | 自己、他者、社会について心理学を基礎に深く考察し、積極的に自己実現を実践できる。 | 自己、他者、社会について心理学を基礎に考察し、積極的な自己実現を目指して努力できる。 | 自己、他者、社会について、心理学を基礎に考察し、自己の生き方を考える姿勢を身につけている。 | 自己、他者、社会について、心理学を基礎に考察することに、興味・関心をもつことができる。 | |
人と人とが織り成す社会の中で役立つ日本語運用能力・プレゼンテーション力と、社会の中で自分の果たす役割を真摯に追求する自己実現力の養成 | コミュニケーション力 | 自己実現のためのコミュニケーション力と社会性を獲得し、自己一致した達成感をもつことができる。 | 対人場面や集団内での役割や行動の理解ができ、かつ自己を保ちながら前向きな集団行動ができる。 | 自己理解ができ他者への肯定的な関心で、交流や会話での脈を汲み共感できる。 | 人や他者への関心をもち、ひとと関わる基本的な心理をもち、あいさつ、要求、説明などができる。 |
社会性 | 現代社会の仕組みを把握し、自立した社会人にふさわしい責任感を持って共同作業に従事することができる。 | 現代社会の仕組みを説明することができ、他者とスムーズに共同作業をすることができる。 | 現代社会の仕組みを一通り説明することができ、共同作業に加わることができる。 | 現代社会の仕組みに関して、ある程度説明することができる。 | |
人間の心理に関する専門的な知識と、心理学の知見を活かしつつ自律的に判断を示すことのできる思考力の養成 | 専門力 | 先行研究や収集した情報を批判的に吟味し、そこから独自の問題提起とその解決法を示すことができる。 | 与えられた専門的テーマについて、情報を適切に分析した上で、根拠を示しつつ考察することができる。 | 日常の体験を心理学の専門用語を用いて説明することができる。 | 心理学的事象について関心を持ち、自分なりの考えを述べることができる。 |
判断力 | 先行研究について論理的に批判し、その批判から新しい独自の考えを育てていくことができる。 | 先行研究について、その反証となる実例を挙げつつ、論理的に批判することができる。 | 先行研究について、論理的に矛盾点を見出し批判することができる | 先行研究について批判的に対することができる。 | |
心理学に関する深い学識を日々の暮らしの中に活用し社会に貢献するための技術力と、実践力の養成 | 技術力 | 専攻する研究対象について、適切な分析方法を用いて説得力のある結論を発表することができる。 | 専攻する研究対象について、適切な分析方法を用いて結果をまとめることができる。 | 専攻する研究対象について、一つの分析方法を用いて結果をまとめることができる。 | 専攻する研究対象について、一つの分析方法を持つことができる。 |
実践力 | 心理学的な理論と知見を用いて、現代における文化的・社会的な現象について考察することができる。 | 心理学の理論や知見と、日常的な出来事との関連性を意識することができる。 | 心理学の理論や知見を導いているロジックを正確に理解することができる。 | 心理学という学問領域の基礎的な知見に興味をもつことができる。 |
住空間デザイン学科
住空間デザイン学科は、生活空間の演出を学修することにより、人が暮らしやすい社会の実現に貢献できる人材の育成を目的としています(学則第4条の3の(5))。
その目的を達成するために、住空間デザイン学科は、専門教育科目を通じて以下の資質・能力を養成することを教育目標としています。
- 人が作り上げる社会や生活の文化に関する基礎的な知識と、人間存在に関する広範な理解の養成
- 自らの作り上げた意匠を誰にでもわかりやすくプレゼンテーションできる言語の力と、社会の中で自分の活きる空間を生み出す力の養成
- 住居や都市など住空間に関する専門的な知識と、的確な判断を示すことのできる思考力の養成
- 自らの想いに形を与えていく技術力と、関係する人びとと協調性をもって作品を完成へと進めていくことのできる実践力の養成
住空間デザイン学科学修到達度確認表 | |||||
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教育目標 | 学修指針 | レベル4(秀) | レベル3(優) | レベル2(良) | レベル1(可) |
人が作り上げる社会や生活の文化に関する基礎的な知識と、人間存在に関する広範な理解の養成 | 教養力 | くらしの環境に関する多角的な知識を有し、より良いくらしの環境の創造を目指すことができる。 | くらしの環境に関する基礎的な知識を有し、自らの問題として考えることができる。 | くらしの環境に関する基礎的な知識を有し、問題点を指摘することができる。 | くらしの環境について、自分の知っていることを述べることができる。 |
人間性 | くらしの環境のあり方を踏まえて広く人間存在について考察し、より良い住空間の実現を実践することができる。 | くらしの環境のあり方について問題点を指摘し、より良い住空間を実現するために努力することができる。 | くらしの環境のあり方について自分なりのポリシーを持ち、自己を表現することができる。 | くらしの環境のあり方に沿ったルールやマナーを尊重することができる。 | |
自らの作り上げた意匠を誰にでもわかりやすくプレゼンテーションできる言語の力と、社会の中で自分の活きる空間を生み出す力の養成 | コミュニケーション力 | 日本語能力に優れ、論理的で説得力のある口頭発表ができ、明晰な文章を書くことができる。 | 日本語能力が高く、形式に沿った口頭発表ができ、わかりやすい文章を書くことができる。 | 日本語能力があり、自らの考えをわかりやすく説明することができる。 | 基礎的な日本語能力があり、人前で物事の簡単な説明ができる。 |
社会性 | 住まいとくらしの問題を把握し、自立した社会人にふさわしい責任感を持って共同作業に従事することができる。 | 住まいとくらしの問題につい説明することができ、他者とスムーズに共同作業をすることができる。 | 住まいとくらしの問題について一通り説明することができ、共同作業に加わることができる。 | 住まいとくらしの問題についてある程度説明することができる。 | |
住居や都市など住空間に関する専門的な知識と、的確な判断を示すことのできる思考力の養成 | 専門力 | 住まいとくらしに関するテーマについて論理的に批判し、その批判から新しい独自の考えを育てていくことができる。 | 住まいとくらしに関するテーマについて、多角的に情報を整理した上で根拠を示しつつ考察することができる。 | 住まいとくらしに関するテーマについて、多角的に情報を整理し、処理することができる。 | 住まいとくらしに関するテーマについて、情報を集め、処理することができる。 |
判断力 | 住まいとくらしに関する事例について論理的に批判し、その批判から新しい独自の考えを育てていくことができる。 | 住まいとくらしに関する事例について、その反証となる実例を挙げつつ、論理的に批判することができる。 | 住まいとくらしに関する事例について、論理的に矛盾点を見出し批判することができる。 | 住まいとくらしに関する事例について批判的に対することができる。 | |
自らの想いに形を与えていく技術力と、関係する人びとと協調性をもって作品を完成へと進めていくことのできる実践力の養成 | 技術力 | 住空間デザインに関する多様な技術力を有し、幅広い視点から課題に向き合い、実践することができる。 | 住空間デザインに関する多様な技術力を有し、課題に応じて実践することができる。 | 住空間デザインに関する基礎的な技術力を有し、自分なりに応用しながら実践することができる。 | 住空間デザインに関する基礎的な技術力を有し、実践することができる。 |
実践力 | 自らすすんで課題を見つけ、解決に向けた計画手順を立て、実践することができる。 | 自らすすんで課題を見つけ、解決に向けた計画手順を立てることができる。 | 与えられた課題に対して、解決に向けた計画手順を立て、実践することができる。 | 与えられた課題に対して、解決に向けた計画手順を立てることができる。 |
メディア表現学科
メディア表現学科は、情報に関する知識及び技術を学修することにより、高度に情報化された社会に貢献できる人材の育成を目的としています(学則第4条の3の(6))。
その目的を達成するために、メディア表現学科は、専門教育科目を通じて以下の資質・能力を養成することを教育目標としています。
- 高度情報化社会におけるメディアに関する広汎な知識と、人間存在に関する理解力の養成
- 情報を的確に扱える情報表現力と、誰にでもわかりやすく説明できるプレゼンテーション力、積極的・主体的に社会に係わろうとする社会性の養成
- さまざまなメディアの情報を専門的な知識で活用しながら新しいものを生み出すことのできる情報表現力と、的確な判断を示すことのできる思考力の養成
- メディア表現に関わる機器を使いこなす技術力と、表現を作品に仕上げることのできるデザイン力・実行力の養成
メディア表現学科学修到達度確認表 | |||||
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教育目標 | 学修指針 | レベル4(秀) | レベル3(優) | レベル2(良) | レベル1(可) |
高度情報化社会におけるメディアに関する広汎な知識と、人間存在に関する理解力の養成 | 教養力 | 高度情報化社会におけるメディアに関する多角的な知識を有し、より良い文化の創造を目指すことができる。 | 高度情報化社会におけるメディアに関する基礎的な知識を有し、自らの問題として考えることができる。 | 高度情報化社会におけるメディアに関する基礎的な知識を有し、問題点を指摘することができる。 | 高度情報化社会におけるメディアについて、自分の知っていることを述べることができる。 |
人間性 | 高度情報化社会におけるメディアのあり方を踏まえて広く人間存在について考察し、より良い自己の実現を実践することができる。 | 高度情報化社会におけるメディアのあり方について問題点を指摘し、より良い自己を実現するために努力することができる。 | 高度情報化社会におけるメディアのあり方について自分なりのポリシーを持ち、自己を律することができる。 | 高度情報化社会におけるメディアのあり方に沿ったルールやマナーを尊重することができる。 | |
情報を的確に扱える情報表現力と誰にでもわかりやすく説明できるプレゼンテーション力、積極的・主体的に社会に係わろうとする社会性の養成 | コミュニケーション力 | 情報を的確に扱える情報表現力があり、論理的で説得力のあるプレゼンテーションができ、明晰な文章を書くことができる。 | 情報を的確に扱える情報表現力があり、形式に沿ったプレゼンテーションができ、わかりやすい文章を書くことができる。 | 情報を的確に扱える情報表現力があり、自らの考えをわかりやすく説明することができる。 | 情報を的確に扱える情報表現力があり、人前で物事の簡単な説明ができる。 |
社会性 | 現代社会の仕組みを把握し、自立した社会人にふさわしい責任感を持って共同作業に従事することができる。 | 現代社会の仕組みを説明することができ、他者とスムーズに共同作業をすることができる。 | 現代社会の仕組みを理解し、ニーズに応えることができる。 | 現代社会の仕組みを理解し、説明することができる。 | |
さまざまなメディアの情報を専門的な知識で活用しながら新しいものを生み出すことのできる情報表現力と、的確な判断を示すことのできる思考力の養成 | 専門力 | 専攻するテーマについて、多角的に情報を整理し、根拠をもとに新しい視点で結論を導き出すことができる。 | 専攻するテーマについて、多角的に情報を整理した上で根拠を示しつつ考察することができる。 | 専攻するテーマについて、多角的に情報を整理することができる。 | 専攻するテーマについて、情報を集めることができる。 |
判断力 | 先行研究・課題について論理的に批判し、その批判から新しい独自の考えを育てていくことができる。 | 先行研究・課題について、その反証となる実例を挙げつつ、論理的に批判することができる。 | 先行研究・課題について、論理的に矛盾点を見出し批判することができる。 | 先行研究・課題について批判的に対することができる。 | |
メディア表現に関わる機器を使いこなす技術力と、表現を作品に仕上げることのできるデザイン力・実行力の養成 | 技術力 | 専攻する研究対象について、独自の分析方法を確立し、説得力のある結論として作品に仕上げることができる。 | 専攻する研究対象について、複数の分析方法を組み合わせて解決を探るための作品に仕上げることができる。 | 専攻する研究対象について、一つの分析方法を用いて結果をまとめることができる。 | 専攻する研究対象について、一つの分析方法を持つことができる。 |
実践力 | 自らすすんで眼前の問題と向かい合い、自分なりの方法論を駆使して、計画的に解決にまで導くことができる。 | 自らすすんで眼前の問題と向かい合い、解決に向けて実行すべき手順を把握することができる。 | 自らすすんで眼前の問題と向かい合い、解決を求めて模索することができる。 | 眼前にある課題に対して、その問題を解決しようとすることができる。 |