平成29年度「造形展」が開催されました。
2018/02/21
1月10日(水)~16日(火)に、80周年館3階造形室にて、保育科1、2年生合同の「造形展」が開催されました。
1年生は、「造形展」を通して、作品選びから、展示パネルの配置、看板制作、ドキュメント制作、片付け、作品の持ち帰りの方法まで、一連の流れを学びます。
2年生は、本学保育科の教育目標である、遊び力・表現力のある保育者をテーマに、「造形展」を通して、2年間の造形活動を振り返り、子どもの遊びや表現について学びを深めました。振り返りの中で、10月に開催されたダンボール制作展で学んだことや、エアドリーム共同制作で経験したことについて互いに共有し、造形活動における遊びや表現について、どのようなことを大切にしていけばよいのかを考察しました。その中で、ダンボール遊具で子どもたちと一緒に遊んだ経験を通して、「子どもの遊びがより発展するように、意思を尊重したうえで援助を工夫することが大切だと思う。」という学生や、共同制作を通して、「自分と同じ意見でなくても、受け容れながら話し合うことで、一人ではできない良いものができる。」など、様々な意見が上がってきました。
1年生、2年生においても、「造形展」という行事を成功させることに留まらず、展示の見栄え以上に制作過程の中で得た学びの大切さを経験し、子どもの制作過程における成長に目を向ける大切さを確認する機会となりました。春から1年生は進級し、2年生は卒業し社会人となります。一人一人の学びを活かし、新しいステージでも学びを深めていきたいと思います。