平成26年度 1年教育実習終了報告会
2014/07/28
保育科の1年生全員は、5月12日(月)から7月4日(金)の8週間に渡り「駒沢女子短期大学付属こまざわ幼稚園」をはじめ、「多摩みゆき幼稚園」、「矢の口幼稚園」、「梨花幼稚園」、「はなぶさ幼稚園」の各幼稚園での教育実習が終了し、「実習終了報告会」が行われました。この「実習終了報告会」では、各実習グループに分かれ、実習巡回指導の教員を交え、それぞれの実習に対する反省を行い、今後の課題などを明らかにし、さらに学びを深めることができました。
会期: | 7月10日(木) 午前9:00〜10:30 |
各グループごとの「実習終了報告会」の様子
1年教育実習終了報告会は、教育実習の事後指導として行われるもので、各学生は、以下の項目のもとに自らの実習を振り返り、レポートとしてまとめ、この報告会で相互に発表し、他の学生の実習報告を参考に、相互に学び合い、次の実習に向けて学びを深めています。
学生のレポートの項目
1.子供たちから学んだこと
(子どもと直接触れ合って、遊びや話のやりとりから発見したこと、驚かされたこと、等)
2.幼稚園全体から学んだこと
(出勤から退勤まで、幼稚園の営み全体から学んだことは何か)
3.自己の発見と課題
(実習中に困難なことは何であったのか、それを乗り越えた自分を発見できたか、自分のどんなところが成長したか、今後保育者を目指していく上で力を入れたいことは何か、等)
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4.心動かされたエピソードについて
(楽しかったこと、うれしかったこと、悲しかつったこと、悔しかったこと、等)
(※実習報告会の各グループから提出された記録の一部であり、学生の生の声が記録されており、多少の誤字脱字等が含まれていることをご了解ください。)
- 保育者をびっくりさせるために、静かに座ることを子ども達自身で声かけしていたこと。
- 牛乳アレルギーの子のことに関して他の子が気を使えていること。
- 年長さんと年中さんが混ざって砂遊びしていたこと。
- 緊張していた自分に子どもから声をかけてくれた。
- ブロック遊びでの喧嘩の時、声をかけたら子ども達が素直に聞いてくれた。
- 「2人のヒミツね」と言ってくれたこと。
- 実習が終わった後、お花を渡してほしいと言って、覚えていてくれたこと。
- 名前を呼んでくれたこと。
- 「好きな気持ちが強くないと伝わらないよ」と教えてもらい、実践するようにしたら、声かけや挨拶が伝わるようになった。
- 誕生会の時、“上手く話せない子を笑ってはいけない”という言葉を守っていたこと。
- 素直に気持ちをぶつけてくれたこと。
- いつも泣いていた子が成長していたこと。
- 「どのグループが1番早いかなー」って競争し合い、応援しあっていたところ。
- 楽しかったことを子どもと共有する楽しさ。
- 実習の後半になると慣れてきて、ブランコで遊んでいる時に、順番待ちしている子がいたが、自分の声かけによって子ども達がすんなりと代わってくれた。(お兄さん、お姉さんだから交代できたね。1〜10数えたら交代しようね)
- 実習生が観察実習で保育室にいない時に、「もう一人の先生は?」と言われて嬉しかった。
- 「虫を見つけたから見に来て」と言われて見に行くと、子どもが虫をつっついていたので、実習生が「ののさまが見てるよー」と言うと、動きを止めてくれて、虫に「ごめんね」と言っていた。命の大切さを教えることができた。
- そうじ中に保育者にほめられ、もっとすみずみまですることの大切さ。
- 笑顔が大切。
- 名前を呼んでくれた→名前を覚えていてくれた。
- 折り紙をもらった・プレゼントをされた。
- 一人で名札をとることができて、成長を見ることができた。
- 保育者に怒られてしまっても最後には「お疲れ様」と声をかけられて、がんばってやり遂げることの大切さ。
- 援助をしたら、数日後には一人でできるようになって、成長を身近で感じられた。
- 目が合う度にほほえんでくれた。
- 純粋な心を見れた。
- 最後に抱きついてくれてがんばってよかったと思った。
- 一緒に遊ぼうと手を引いてくれた。
- 休日にあったことを笑顔で話してくれた。
- 手遊び、ダンスが楽しかった。
- 子どもと遊ぶのは楽しい。
- 朝「ギュっとしてもいい」と言われて、帰りしてくれた。
- 控えめな子が日を増すごとに声をかけてくれて嬉しかった。
- ダンスの時に行きたくないという子が、抱っこでついてきてくれて嬉しかった。
- お別れした時に「次いつくるの?」と言われた時、悲しかった。
- いつも泣いている子ばかりでなく、みんなにも接していたらフリーの先生にべったりになってしまったのが悲しかった。
- おりがみをプレゼントしてくれたり、「明日も遊ぼう」と言ってくれたことが嬉しかった。
- 保護者から「子どもから聞いてますよ」と言われた時、話してくれてることが嬉しかった。
- ケガをした時に血でびっくりしちゃったり、見ていなかったことが悔しかった。
- 卵・ブロッコリー、どっちか食べようと言ったらブロッコリーを食べてくれた。
- ぜんそくで外で遊べない子がいて悲しかった。
- 手をつなぐののとりあいが嬉しかった。
- 間違えて子どもがお友達の帽子をもっていってしまって、泣いた子どもの言葉かけのシーンに感動した。
- ランチを皆で完食できて嬉しかった。
- 実習日誌のアドバイスで「出来ている子どもも褒めてのばしていくことが大切」だと言ってもらったこと。
- 子どもの少しな変化に気づいたり、臨機応変に対応していて、その中でも先生と笑顔で呼ぶ姿に感動した。
- 1週間の短い期間の中でも子どもの成長が見れて嬉しかった。
- 実習生のことを名前で呼んでくれて嬉しかった。
- 言葉かけをすると喜んでくれて、一緒に遊べるようになったこと。
子どもが小さな花を持ってきて、先生にプレゼントした時「ありがとう」と言われて、すごく喜んでいたのをみて、感動した。 - 折り紙が出来ず、泣いてしまう子がいたけど最後まで折れた時。
- 遊具中心で遊んでいたが、最終日は鬼ごっこなどをして遊べたこと。
- お別れの言葉で子どもが優しくしてくれてさらに悲しくなった。
- お絵かきをしていて、粘土で遊びたいと言っていた時に、お友達が「多いからあげるよ」と言ってあげたの見て感動した。
- 保護者の方とすれ違った時、「よろしくお願いします」と言われ、実習生だが責任があることを感じた。