005: 住空間デザイン学科 8月24日オープンキャンパス報告 「名作椅子に座ってみよう!」
2013/09/26
去る8月24日、夏休み最後のオープンキャンパスが開かれました。午前の部では『名作イスに座ってみよう!』と題した住空間デザイン学科の体験授業が行われ、大勢の高校生や同伴の保護者の方々にご参加戴きました。
当学科では、モダンデザインの歴史上必ず教科書に出てくるような重要な「名作イス」を20脚ほど所有しております。今回は普段の生活ではなかなか触れることが出来ないそのイスたちに実際に座って戴くという授業です。
講義は名作イスの定義の話から始まり、産業革命以降に生まれてきたデザイン運動の流れや変化、そして二つの世界大戦を通して新しい材料や加工技術が生まれ、それらを使って多くのデザインが生まれてきた話などを聞きました。その後、一脚ずつデザインについての説明を受け実際に座り比べてみました。普段はあまり座ることのないイスを座り比べることで、そのデザインの特長や材料、寸法の違いなどを体感して戴けたようです。
住空間デザイン学科では、単なる教科書を使った座学ではなく、実際に体験して身体で学ぶ授業を重視しています。
(文責:榎本文夫)
学生のコメント
- 貝崎 あゆみ:
世界中の名作椅子を数多く揃えている本学の図書館にて、それらに実際に座りながら、榎本先生に椅子の歴史について説明をしていただきました。また、参加された皆さんに名作椅子の座り比べをしていただきました。いくつかの椅子はテレビなどでも目にする機会があり、御存じの方もいたようでした。参加していただいた皆様、ありがとうございました。