004:住空間デザイン学科の今と未来-新学期を迎えて-
2015/04/17
皆様、春と共に新たな学期を迎えられ、ご入学、ご進級おめでとうございます。
2014年度に学科名称を新たにし、自然や社会環境の激しい変化の中、私たちはこれからの「くらしの環境」に対応できる住空間デザインの学びを目指しています。
学科の今
- 1.建築・インテリア・インテリアプロダクト(家具、陶芸、織り)をより融合的、横断的に学べる授業内容を実践しています。
- 2.「産学連携プロジェクト」(コマジョリノベ)
- ・2013年、株式会社「東都」と連携して1DKの賃貸住宅2室のリノベーション提案を行い具体化されました。
- ・2014年、自由が丘の米粉のパンを販売するカフェレストラン「和良」のトータルイメージと具体的なインテリアデザインの提案を行いました。
- ・2015年、賃貸住宅2軒の実現化を目指したリノベーションを提案して行きます。
- 3.稲城市とのボランティア活動
- ・バス停や公園のベンチ(つどうかたち)、市のイベントポスター等の制作を授業で取り組んでいます。
- 4.学外のコンペティションでも他大学の学部生や大学院生と競合しながら、この数年大きな成果(数々のコンペ入賞)を上げています。
- 5.授業及び様々なサポートによって資格取得、高い就職率を実現しています。
あと数年後には東京オリンピックを控え、好むと好まざるにかかわらず東京の景観と私たちのライフスタイルは大きく変わっていくでしょう。
この様な時代の変化に対応するためにこそ「くらしの環境」をトータルに理解しデザインする力を持った人材(リビングデザイナー)の育成が強く求められています。
「住空間デザイン学科」はリビングデザイナーを育成していきます。
住空間デザイン学科 学科主任 太田清一