「世界一大きな授業2016」に参加して

国際文化学科  杉野 知恵

「世界一大きな授業」は、世界の教育の現状を世界中で同じ時期に学び、教育の大切さについて考える世界規模のイベントです。毎年100か国以上で開催されており、駒沢女子大学では、3年前から国際協力研究会(K-FRIP)が中心となって取り組んでいます。

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    「世界一大きな授業」についての説明を聞く

今年は、例年実施している学内イベントに加え、模擬国際会議を行いました。会議のテーマは、「学校や教員が不足している紛争下のC国(被援助国)に対する教育支援について」です。C国の教育大臣、援助国側の関係者、C国の教員や市民、国際NGOの代表などの役割を学生が熱演しました。一方、傍聴席の学生は、分析メモを取りながら会合を見守り、模擬会議終了後に気づいた点を発表しました。様々な視点からの鋭いコメントが相次ぎ、議論は大いに盛り上がりました。学生の意見をご紹介します。

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    配役は立候補で決定、演技派ぞろいでした

つづいて、K-FRIPメンバーの感想です。

  • 今年も「世界一大きな授業」を開催させていただきました。今回は新たな試みとして模擬授業にも取り組みました。このような貴重な機会を頂けたことに感謝しています。世界にはまだまだ教育を受けたくても受けられない子どもがいます。その現状を伝えていく、考えていく、行動していくことが大切です。私たちはこれからも世界の教育問題や、貧困問題などに国際的な視野で取り組んでいきたいと思います。 (3年SUさん)
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    学内イベントを終えてポーズ

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