ホテルで活躍する廣田里奈さん —2008年3月卒業—
2013/04/05
2004年度~2007年度に国際文化学科に在籍した廣田里奈さんは、現在プリンスホテル本社のビジネス開発部で新規事業開発に携わっています。国際文化学科とのつながりは卒業後も深く、3月25日に行われた学生有志による卒業パーティーも、予約をする際に廣田さんにお世話になりました。卒業パーティー開始直前に様子を見に立ち寄ってくださった廣田さんにインタビューをしました。
Q ビジネス開発部ではどのような仕事をしているのですか?
A ホテルは宿泊にいらしたお客さま、レストランなどの施設を利用してくださるお客さまに対する接客だけでなく、様々な事業を行っています。たとえば、国営昭和記念公園・国営武蔵丘陵森林公園の運営など、ホテルのホスピタリティを活かし、ホテルだけではない、様々な分野への事業展開をしています。
Q 最初からビジネス開発部に配属されたのですか?
A いいえ。最初の半年間はベルで接客をしていましたが、私は接客よりもイベント等の企画を立案する業務の方が楽しんで日々業務を遂行することができると、仕事を通じて自分自身の好きなことを知りました。色々な業種の方と接しながら、企画を立案することにやり甲斐を感じて働いています。
Q 就活はホテルに的を絞りましたか?
A 実は、最初ホテルは志望していなくて、百貨店を中心に就活をしていたのですが、全く手応えがありませんでした。そこで地元で説明会を実施していたホテルも受けてみたところ、こちらの方が順調で、もしかしたら自分にはホテルの方が向いているのかもしれないと思って、プリンスホテルへの就職を決めました。
Q 国際文化学科では観光文化コースでしたか?
A いいえ。国際関係コースで臼井ゼミに所属していました。
Q どのような学生生活でしたか?
A 色々なことを経験しました。3年からは就職活動に力を入れたかったので、2年までにできるだけしっかり単位を取るようにしました。3年のときには夏休みも利用して、2ヶ月間オーストラリアへ短期留学もしました。臼井ゼミでは自分の意見を言うことを鍛えられ、今の仕事にも活かされています。友達にも恵まれ、とても楽しかったです。また学生時代に戻りたいくらいです。
Q 卒業してから駒女のことがどのように思い出されますか?
A 卒業後も国際文化学科や駒女の方達と思いがけないつながりがあり、人脈の有難さを感じています。4年間駒女で過ごせて本当に良かったです。
卒業後5年間ホテルで仕事を続けている廣田さんは落ち着いた働く女性に成長し、その表情は自信とやる気で輝いていました。