日本の女性は世界でモテモテ
2013/04/15
いま、日本の女性が国際ビジネスの現場でたいへん高く評価されていることを、みなさんはご存じでしょうか。また、日本の女性は美しいという評価も海外で定着しています。顔や体型が素敵だからでしょうか。メークの上手さやファッションセンスでしょうか。いいえ、それは評価のほんの一部です。日本女性の国際的な評価の高さ、その最大の要因は、気働きができることです。
日本語には「以心伝心」「あうんの呼吸」「おもてなし」という表現があります。これらは、相手がしてほしいことを一瞬のうちに察知して、言葉で言われる前に自然にできることです。これは、気働きというコミュニケーション力です。仕事でも、家庭でも、どんな人間関係でも、あらゆる場面で気働きができることは、日本人が、とくに女性の文化として、今日まで受け継いできた人間関係のスキルです。秘書の仕事は気働きができないと務まりません。だから、日本人の女性は秘書として国際ビジネスでひっぱりだこです。
こうした日本女性の力を詳しく知りたい人は、能町光香さん著『ニッポン女子力』（小学館）を読んでください。国際秘書の経験をいかした人材育成をされている能町さんが、日本女性の伝統が培ってきた力のすばらしさを再認識させてくれます。この本は、人間関係学科のすべてが書かれた、人間関係学科学生の必読書です。
（石田 かおり）
