「ホタルの夕べ in 稲城2019」のポスターが採用されました。
2019/06/28
空間デザイン学類2年の必修科目「住空間デザインの基礎」では、稲城市主催のイベント「ホタルの夕べ in 稲城」の告知ポスターデザインに取り組んでいます。昨年度の授業で提出された約80作品の中から最優秀賞と優秀賞各1点、佳作4点の計6作品が主催者によって選出されました。その後制作されたポスターは、稲城市内の公共施設や店舗などに掲示されました。
イベントが行われた大学近くの上谷戸(かさやと)地域は、多摩ニュータウンの大規模な宅地開発の中に豊かな自然が残されているエリアです。特設会場にて開催されたオープニングイベントでポスターデザインの表彰式が行われ、実行委員会会長より学生達に感謝状が手渡されました。デザインによって大学と地域が連携し、環境改善への取り組みにつながるイベントを盛り上げました。
住空間デザインの基礎I 担当教員:神村・橘田・佐藤・三戸
最優秀賞 茅根 汐里
- 80名近いみんなの力作の中から私のポスター案が実際にイベントで使われ、とても嬉しく感じました。ポスター案のデザインについては、「目立つこと」「わかりやすさ」「ホタルらしさ」の3つの要素をメインに考えました。1つ目の「目立つこと」は、ネオンの看板をイメージしました。2つ目の「わかりやすさ」は、タイトルを大胆に中央に大きく配置しました。3つ目の「ホタルらしさ」は、夜をイメージした黒い背景色に、ホタルの丸い光を表現しました。オープニングイベントで多くの方々の前で感謝状を授与されたことと、観賞会ではホタルを肉眼で観賞できたことが、共に貴重な体験であり心に残っています。
優秀賞 岩田 結生
- 私は実際にホタルを見たことがなかったので、私の中で考えたホタルの動きを表現してみました。光の動きは黄金比を元にしてデザインをしたので、見る人にとって光の流れが心地よく感じてもらえたら良いと思います。オープニングイベントでは近所の方々同士の距離がとても近いことに驚きました。夜に近所の子供や大人が集まり、ホタルを探して楽しむという光景があることに対して、とても暖かい気持ちになりました。私たち学生がポスターを作ったことで地域の人達と関わり、自分の創造したデザインが多くの人に届くことは嬉しいことです。ありがとうございました。
7月6日(土)オープンキャンパス体験授業のお知らせ
7月6日(土)の第4回オープンキャンパス体験授業は「製図版を使ってみよう!」です。製図にコンピューターCADが欠かせない時代になってきましたが、設計製図の基礎はやはり手描き図面です。建築図面にはたくさんのルールがあります。これを学ばないと自分で図面を描くことができません。まずは自分の手を動かして描くことで身につけます。この体験授業ではA2サイズの製図板と製図道具を使って、手描きで図面を描いてみましょう。皆さんのお越しをお待ちしています!