稲城市在住の藤森敬三氏より水彩画の寄贈をうけました。
2018/03/22
このたび稲城市在住の藤森敬三氏より水彩画が駒沢学園に寄贈されました。藤森氏は1975年より日本画家の横山大観の最後の弟子である西原観風に師事し、水彩画を中心に創作活動を続けてこられました。2013年には自らの作品を集成した画集を出版され、現在は極美会の理事をなさっています。
寄贈作品は「信州布引観音」(東美賞受賞)と「静寂~鹿教湯温泉薬師堂~」(極美準大賞)の2点です。
前者は「牛に引かれて善光寺参り」の話の元となった観音堂(長野県小諸市、重要文化財)を描いた80号の大作で、本館1階ロビーに展示されています。また後者は長野県上田市の鹿教湯温泉の薬師堂を描いた作品で、大学短大図書館の2階のグループ学習コーナーに展示されています。2作品ともお寺のお堂の静かなただずまいを明るい色彩で描き、やすらぎを与えてくれる、すばらしい作品です。
藤森氏と本学園とのご縁は、駒沢女子大学とアユタヤ・ラチャパット大学(タイ王国)の国際交流にご協力いただいたことに始まります。
3月8日に藤森氏は本学園に来校され、学内に展示された寄贈作品をご覽いただきました。